9.24
「撮るか撮らないか迷うこと、
撮ろうと思ったけどけっきょく撮れなかったこと
撮るのか撮らないのか。
あるいは、撮れたのか撮れなかったのか。
その狭間を行ったり来たりすること。
それを突き詰めれば生活そのもの、
人生そのものが写真ということになる」
と、ある崇拝する写真家が言っていた。
ちょっと
いや、かなり グッときた。
写真に言葉はいらない、なんていうけど
実際は写真に言葉も伴わないと成立しない、と思う。
言葉はいらない、と感じる瞬間も確かにあるけど
そこに逃げちゃう場合も 時としてあり。
自分の撮った写真がなんなのか
(答えがないのは根本的なことだとして)
人に聞かれて言葉で答えられないようじゃ
やっぱり ダメなんだろう きっと。
写真家が発する言葉は
シンプルな程、かっこいいと思う。