2011-11-08 月命日。 父が亡くなって1ヶ月が経った。 父は末期の癌だと判った時 「スーツを着た写真を撮って欲しい。これ以上痩せたら無理だけど。」 と私に言ってきた。 結局、体力が回復することは無く写真を撮ることは出来なかった。 仕事の帰り道や眠る前に父のことを思い出す。 亡くなる前の、最期の会話や手の感触。 いつか父を思い出しても 涙も出てこない時がくるのだろうか。 それが父の死から立ち直るということだとすれば もう少し泣いていたい、と思う。